森山直太朗「新たなる香辛料を求めて」

 森山直太朗(もりやまなおたろう)は、私にとっては森山良子の息子との認識しかありませんでした。
 でも、今回興味を持ったのはフジテレビ系の2004年4月の月曜9時からのドラマ「愛し君へ(いとしきみへ)」でのエンディングテーマに「生きとし生ける物へ」が使われていたのを聞いたことに寄ります。
 ちなみにこのドラマは、ベーチェット病にかかってしまうことでの失明への不安や、その中での恋愛に対する葛藤などを描いたドラマです(チョット、説明が簡単すぎるかな?)。
 で、最後に「生きとし生ける物へ」がながれてくるのですが、最初は森山直太朗の曲とは知らずに、昔のフォークソングのカバーかな?なんて思っていたわけです。
 誰が歌っているのかを見てもらうと、森山直太朗ということがわかりました。それでもまだ、「ホオ、森山直太朗が昔の曲をカバーしたのか…」なんて考えていました(笑)。
 次に、うたネットで歌詞の検索をしてみました。すると、なんとなんと、この曲は森山のオリジナルであることがわかりました。
 でも、この曲は、どう聞いても私には70年前後のフォークに聞こえたのです。メッセージ性と、ちょっとアングラなにおい…。
 それで、この曲を含む「新たなる香辛料を求めて」というアルバムが出るというので購入してみました。
 すると、さらにフォークな曲が並んでいました(笑)。メッセージが強くて、少し歌詞が青いかなと思える曲もありますが、さらにこなれていくとおもしろくなりそうです。このアルバムを、70年フォークのカバーアルバムですと言われても、私は少しも疑いません(笑)。
 でも、森山直太朗は76年生まれらしいのですが、どうしてこういう曲を作ったのか、不思議です。
 ただ、話では周りが音楽関係の人が多すぎて、逆に音楽とは無縁の生活を学生時代は送っていたと聞きます。そういうことが、古い音楽にふれた時に新鮮に感じ自分もこういう感じでと言うことがあったのかもしれません。
 最近は、洋楽でも80年前後のロックの雰囲気をただよわせる曲を作るバンドも多いと聞きます。
 古い曲の雰囲気をパクるだけでなく、いかに今とリンクさせるかが難しいところです。
 今回、この原稿を書くために何回か繰り返し聞いてみたのですが、だんだん味が出てくるなと思いました。
 今後の活動が、さらに楽しみです。

では、また曲目を書いておきます。
アルバムタイトル 新たなる香辛料を求めて
(2004/05/26)

1.太陽 - 邂逅編 -
2.紫陽花と雨の狂想曲
3.愛し君へ
4.旅立ちの朝 - アルバム・ミックス -
5.青春のメモワール
6.例えば友よ
7.声
8.生きとし生ける物へ - アルバム・エディット -
9.革命前夜、ブラックジャックに興じる勇者たち
10.今が人生
11.なんにもないへや


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