「オン・ファイアー/クイーン 1982/」
オン・ファイアー/クイーン 1982/(Queen On Fire - Live At The Bowl)
と言うことで、2004年10月27日に発売されたQueenのライブアルバムです。
実は、恥をさらすようですが、私はこの「オン・ファイアー」がQueenの初めてのライブアルバムだと思いこんでいました(汗)。
しかし、調べてみると1979年6月に「ライブ・キラーズ」が、1986年12月には「ライブ・マジック」が、1992年6月に「クイーン・ライヴ!! ウェンブリー1986」が発売されていました。
特に、「ライブ・キラーズ」の発売を知らなかったことはショックを受けました。確かにQueenからは少し離れつつある時期ではあったのですが、この情報を見逃していたのは情けない。
しかし、2004年のライブ・ファイアーと同じ日に、「ライヴ・キラーズ」「ライヴ・マジック」「クイーン・ライヴ!! ウェンブリー1986」のアルバムが紙ジャケットでリニューアル発売されました。私は、とりあえず「キラーズ」と「ウェンブリー」を一緒に購入しました。「ライブ・マジック」はフェードアウトなどの曲が多いとのことでしたので、今回は見送りました。
私が最初にQueenの曲を聞いたのは、忘れもしません中学2年、当時住んでいた帯広のレコード屋で「キラー・クイーン」がかかっていたのをなぜか覚えています。指を鳴らす音で始まり、独特のコーラスが耳に残ったのだと思います。しかし、購入はしませんでした。当時は、レコード屋はウロウロしていましたが、当時のこづかいではとても気楽にレコードを買うことが出来ませんでした(涙)。
ところで、少し話はそれますが、「キラー・クイーン」と言えば、コーラスに入り
「She's a Killer Queen」
の後
「Gunpowder, gelatine
」のところが、「がんばれ田淵」に聞こえると言うことが話題になったことがあります。マンガ「がんばれ田淵君」がはやっていた頃の話です。最近、あるコマーシャルでちょうどこの部分が流れるので、そのたびに思い出します(笑)。
それから、中学3年の正月だと思うのですが、「オペラ座の夜」というアルバムを買いました。「ボヘミアン・ラプソディ」も当時のシングルとしては時間が長いことも話題でしたが、途中からオペラ風になっていくところが「こういう曲がロックであるのか」と驚き、アルバムの購入に踏み切ったのだと思いました。
さらに、「オペラ座の夜」のジャケットを見て、「ロックのアルバムなのにこんなにきれいなのか」とこちらでも驚きました。
Queenは「シアー・ハート・アタック」から「ジャズ」くらいまでを熱心に聞きました。全部は購入できなかったので、友達が買ったアルバムを聴かせてもらったりしながらですが。
その後Queenからは少しずつ離れシングルやアルバムの情報を聞いては、「アア頑張っているな」なんて思いながらいました。
そして、1991年11月23日フレディ・マーキュリーが、HIV陽性であることを発表し、翌日24日に死亡しました。
高校の頃よく聞いていたミュージシャンの死は、結構ショックでした。
「オンファイアー」ですが、1982年6月5日、イギリス・ミルトンキーンズにて行われた「ザ・ホット・スペース・ツアー」の最終日を飾るライヴだそうです。
会場に、フラッシュゴードンのサウンドトラックから「フラッシュのテーマ」が流されその最後に生演奏が始まり「ザ・ヒーロー」が始まります。そして、高速「ウイ・ウイル・ロック・ユー」に入っていきます。
お客さんの反応もすごくいいです。実は、Queenはデビューしてからしばらく日本以外では人気がないことで有名なバンドでイギリスやアメリカではそこそこチャートの上位には曲が上がっても際物的な扱いであったようです。
来日の時は、ファンが空港に出迎え、会場も満員でホテルから外へ出るのも大変であったらしいのですが、他の国ではそんなことはなかったようです。
ですから、イギリスのコンサートで客がともに盛り上がり、一緒に歌うと言うことが「ヘエ」と思ってしまいました。
サポートミュージシャンも、2人ギターとキーボードで入っているようですね。
そして、ブライアン・メイのギターソロ。一人3重奏。以前、BBCライブで「ブライトンロック」の中でやっているのを聞いたことがありましたが、(ライブキラーズでもブライトンロックですね)、ここでは「ゲット・ダウン・メイク・ラヴ」に続いて演奏が始まります。
これは、リレーを巧みに使用し時間のずれで一人でアンサンブルを作っていきます。うまい具合に出来る物ですよね。
そして、炉ジャー・テイラーのドラムソロが少しあり「アンダー・プレッシャー」へと入っていきます。ベースの音が始まると、メチャメチャ盛り上がります。
「ボヘミアン・ラプソディ」は前後は生演奏し、オペラ部分は録音を流しています。フレディーとともにファンも歌っています。
そして、ライブの最後の方では普通の早さで「ウイ・ウイル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン(WE ARE THE CHAMPIONS)」が演奏され、最後の盛り上がりを見せていきます。
「ウイ・ウイル・ロック・ユー」のドラムが始まった時は、もうたまりません。ウイ・ウイル・ロック・ユーを客席も大きな声で歌い上げ、ステージと会場が完全に一体化します。そして、「伝説のチャンピオン」で終わります。最後に「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」が流されフレディー・マーキュリーが挨拶をし、会場はイギリス国歌の合唱を始めていきます。
非常に聴き応えのあるライブ版です。フレディー・マーキュリーの有無を言わせない存在感のあるボーカル、ブライアン・メイの緻密でもありなおかつ激しさもあるギター、ロジャー・テイラーのドラムもかなり頑張っていますし、ジョン・ディーコンのベースも確実にリズムを刻みメロディーにも参加しています。この4人により、QueenはQueenであるのだと思います。
2005年にQueenとしてライブをおこなうとブライアン・メイが発表したようですが、参加するのは、他にロジャー・テイラー、ボーカルにはポール・ロジャースだそうです。ジョン・ディーコンの参加は未定だそうです。
このニュースを聞いた時に、私は「ウーン、どうなのかな」と思いました。ブライアン・メイトロジャー・テイラーはポール・ロジャースと何度かセッションをしてフレディーのまねをするのではなく独自の歌でやってくれるということでボーカルを頼むことにしたらしいのですが、私の記憶ではポール・ロジャースはQueenがまだ際物的な扱いを受けていた時に「あんなのはロックではない」と発言していました。それで、少し複雑です。
もちろん、私はフリーは良く知りませんが、バッドカンパニーは好きなバンドでしたしポール・ロジャースを否定するわけではないのですが…。そういえば、ポール・ロジャースって昔ドラマ「夜明けの刑事」で、主題歌を歌ってましたよね。突然思い出しました。
何はともあれ、QueenのライブがCDで出たことは意義あることだと思います。
曲目
DISC 1
1. FLASH/フラッシュのテーマ
2. THE HERO/ザ・ヒーロー
3. WE WILL ROCK YOU (FAST)/ウィ・ウィル・ロック・ユー
4. ACTION THIS DAY/アクション・ディス・デイ
5. PLAY THE GAME/プレイ・ザ・ゲーム
6. STAYING POWER/ステイング・パワー
7. SOMEBODY TO LOVE/愛にすべてを
8. NOW I'M HERE/ナウ・アイム・ヒア
9. DRAGON ATTACK/ドラゴン・アタック
10. NOW I'M HERE (REPRISE)/ナウ・アイム・ヒア(リプライズ)
11. LOVE OF MY LIFE/ラヴ・オブ・マイ・ライフ
12. SAVE ME/セイヴ・ミー
13. BACK CHAT/バック・チャット
DISC 2
1. GET DOWN MAKE LOVE/ゲット・ダウン・メイク・ラヴ
2. GUITAR SOLO/ギター・ソロー
3. UNDER PRESSURE/アンダー・プレッシャー
4. FAT BOTTOMED GIRLS/ファット・ボトムド・ガールズ
5. CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE/愛という名の欲望
6. BOHEMIAN RHAPSODY/ボヘミアン・ラプソディ
7. TIE YOUR MOTHER DOWN/タイ・ユア・マザー・ダウン
8. ANOTHER ONE BITES THE DUST/地獄へ道づれ
9. SHEER HEART ATTACK/シアー・ハート・アタック
10. WE WILL ROCK YOU/ウィ・ウィル・ロック・ユー
11. WE ARE THE CHAMPIONS/伝説のチャンピオン
12. GOD SAVE THE QUEEN/ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
へべれけCDレポート
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