「PRESENCE/レッド・ツェッペリン」
今回は、温故知新で、レッド・ツェッペリンの「PRESENCE(プレゼンス)」を選んでみました。
ツェッペリンは数多くの名盤(めいばん)がありますが、あえてPRESENCEを選んだのは私が一番最初に買ったツェッペリンのアルバムと言うことで、メチャメチャ愛着があります。
アルバムとしても、全体にまとまりがあり曲も粒ぞろいでいいのではないかと思います。
ここで私がツェッペリンについて書く必要はないとは思いますが、簡単に紹介しておきます。
LED ZEPPELIN 1968年に、ヤードバーズのギターリストであったジミー・ペイジを中心に結成されました。ボーカルがロバート・プラント、ベースにジョン・ポール・ジョーンズ、ドラムがジョン・ボーナムです。
結成当初は、ニュー・ヤードバーズと名乗っていたこともあったようです。ハードロックバンドですが、実験的な音楽や民族音楽的なもの、アコースティックなものなどいろいろな音楽性を持っています。
1980年、ジョンボーナムの突然の死により、バンドは解散してしまいました。
プレゼンスは1976年に発売されましたが、このアルバムが作られるのにはエピソードがあります。
1975年に「フィジカルグラフティー」を発表し、8月23日からのワールドツアーの為8月8日にリハーサルの予定であったらしいのですが、ロバートプラントが自動車事故を8月4日に起こしてしまいます。この時、足のケガが一番ひどかったようです。それで、ワールドツアーはキャンセルされました。この中には、日本も予定にあったそうです。
それで、ロバートプラントは療養にはいるのですが、ジミーペイジも療養先へ同行したそうです。そして、一緒に曲作りに入ったそうです。これは、プラントが事故を起こした時に家族も一緒に乗っていたそうなのですが、無事であることを知り、無性に仕事をやりたくなったからだそうです。
10月にはリハーサルをし、11月にミュンヘンでレコーディングに入り、3週間で仕上げました。最初はとりあえず録音してみて位の感じで、アルバムにしてしまう予定ではなかったようなのですが、できが良かったのでそのまま製品化したようです。
そういうことを考えると、このアルバムは全体に勢いがあり、45分という収録時間も長く感じさせません。
アルバムの最初は、「アキレス最後の戦い(ACHILLES LAST STAND)」で、ゆっくりとしたギターのアルペジオで始まります。そして攻撃的なリズムが入り、ギターのリフガ絡みボーカルが入ってきます。曲はどんどん展開し、最後にまたギターのアルペジオで終わります。この曲は10分あるのですが、アッという間に終わってしまいます。
そして、レコードですとB面1曲目は「俺の罪」これもギターから始まりボーカルが「ア ア ア ア ア ア アー アー」と絡んで、そしてベースとドラムがドンと入ってきます。レコードでのA面とB面の1曲目がギターから始まるのは、やはり何か意図したものなのでしょう。
「キャンディー・ストアー・ロック」は発売当時、北海道のラジオでは、よくかかっていました。ロックンロールぽい感じをただよわせる曲です。ロバートプラントは、こういう曲が好きなのかなと思うことがあります。ライブでも、「ホール・ロッタ・ラブ」で途中ブギを歌いますが、これが実に楽しそうです。
最後は、「一人でお茶を」。スローで9分以上あるのですが、ジックリ聞かせてくれます。
全体には、ジョン・ボーナムの重たいドラムの音が実にいいです。80年に残念ながら亡くなりましたが、生で聞いてみたかったミュージシャンの一人です。
ジミーペイジはツェッペリンをまたやりたいようなのですが、ロバートプラントが嫌がっていると聞いています。ボンゾ抜きでのツェッペリンはどうなのかなとも思いますが、やってももらいたいかなと複雑ですね。
曲目
1.「アキレス最後の戦い(ACHILLES LAST STAND)」
2.「フォー・ユア・ライフ(FOR YOUR LIFE)」
3.「ロイヤル・オルレアン(ROYAL ORLEANS)」
4.「俺の罪(NOBODY'S FAULT BUT MINE)」
5.「キャンディ・ストア・ロック(CANDY STORE ROCK)」
6.「何処へ(HOTS ON FOR NOWHERE)」
7.「一人でお茶を(TEA FOR ONE)」
へべれけCDレポート
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