「傷だらけの天使」

1974年から75年に、日本テレビ系列で放送されていたドラマのDVDです。
とは言っても、私は高校生の頃に夕方の再放送で熱心に見ました。当時は、夕方に再放送をやっていて、ホームビデオもなかったので、急いで学校から帰ってきて見ていたものです(笑)。

話の内容は、「おさむちゃん」または、「アーニィーキィー」こと木暮修を演じる萩原健一と、「あきらあ」こと乾亨(いぬいあきら)を演じる水谷豊のコンビでのドラマです。
この一見チンピラ風の二人は、岸田今日子(きしだきょうこ)が演じる綾部貴子が所長をする綾部探偵事務所の調査員ですが、仕事の内容はほとんど犯罪です。
しかも、いつも失敗をしてギャラをもらうことができません。
仕事を持ってくる綾部の右腕(みぎうで)である岸田森(きしだしん)演じる「辰巳さん」こと辰巳五郎と修(おさむ)とのやりとりもこの番組の見所でもあります。
ゲストもいろいろな人が出ていて、関根恵子(今の高橋恵子)・坂口良子・桃井かおりなど、当時は若手であったいろいろな人が出ています。
他にも、刑事役で、後に水戸黄門をする西村晃(にしむらこう)、おかまの殺し屋役にあのカメラマンの加納典明(かのうてんめい)、チョット今考えると珍しい人も出ています。
また、監督も、「仁義なき戦い」の深作欣二や、他に恩地日出夫、神代辰巳(かみしろたつみ)、工藤栄一などがやっています。
そして、忘れちゃいけない音楽は、大野克夫が担当していて、演奏は井上堯之(いのうえたかゆき)バンドがしています。あの有名なテーマソングもご存知の人も多いのではないかと思います。

ドラマのドタバタが続き、あの感動の最終回…。
綾部探偵事務所が突然閉鎖し、綾部貴子は修(おさむ)だけを海外に連れて行くと言います。
一方、亨(あきら)は、修(おさむ)と修の息子健太と一緒に暮らそうとおかまバーで太鼓持ちみたいなことをして、公園の池に入って風邪をこじらせます。
修は貴子との待ち合わせ場所へ向かいますが、亨(あきら)のことが気になり、風邪薬を買って部屋へもどります。その時にはもうすでに亨(あきら)は…。
最終回の最後にながれる「一人」という曲も何とも言えません。

ところで、ボックスにはボーナスディスクが付いてきて、当時のスタッフの人たちが思い出話をしています。
それによると、亨(あきら)役には、最初火野正平の予定であったらしいのですが、当時の火野は非常に忙しくて、スケジュールが合わずに断られたそうです。
次に、湯原昌幸に話を持っていったらしいのですが、理由はわからないのですが、断られたそうです。でも、スタッフの人は、「断られて良かったね」と言っていました(笑)。私もそう思います。
で、人選に困っていたところ萩原健一が水谷豊を推薦したそうです。結果的に、これが良かった訳です。
これをきっかけに水谷豊はドラマなどで、主役をしたり助演でも主要な役が多くなります。

ということで、書こうとするととりとめがなくなりどんどん長くなってしまうので、この辺にしておきますが、興味を持った人は、どうぞ楽しんでください。

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