「燃えつきるキャロル・ラストライブ」

 キャロルと言いますと、説明の必要もないかもしれませんが、あの?矢沢永吉、そしてジョニー大倉(おおくら)がやっていたバンドとして有名です。
 ヒット曲は、「ファンキーモンキーベイビー」「ルイジアンナ」など、他にもいろいろあります。
 で、このDVDは、このキャロルの1975年4月13日におこなわれた解散コンサートのライブ映像です。
 会場は日比谷野外音楽堂で、雨の中おこなわれました。
 おそらく、この映像の番組は、NHK教育テレビで放送されていたと思います。番組スタッフは、総合テレビで放送したかったらしいのですが、許可が下りず、教育テレビでの放送ということになったようです。当時の教育テレビは、結構実験的な番組があったりしていて、時々、おもしろい番組に出会った物です。
 放送された時は、キャロルファンというわけではなかったのですが、見ていました。
 このころは、ダウンタウンブギウギバンドがお茶の間の人気者になり(笑)、若い人は、バンドを気楽にやり始めた時期でもあると思います。
 キャロルは、そんな中でロックンロール好きで、チョットつっぱった人たちに人気があったのかな…。私は、ひいていたのですが…(笑)。

 このライブは、かなりの緊張感の中でおこなわれていたようです。ステージの上に客が上がってきていたりということもあったようです。
 クールスもオートバイに乗ってでてきます。岩城晃一がオートバイに乗りながら、キャロルとの出逢いなどを語っています。
 途中、メンバーへのインタビューがあるのですが、そのインタビュアーは私はずっと番組スタッフかと思っていたのですが、この間弟にこれを見せていたら舘ひろし(たちひろし)の声ではないかと言うことで、よく聞いてみるとどうやらそのようです。
 このインタビューの中で、矢沢永吉は、解散の理由について、もっと高い段階の音楽をやりたいと言っています。
 確かにこのライブでの演奏は興奮状態の中と言うこともあるのでしょうが、けしてうまい物とは言えません。でも、作品は良くできているなと思います。
 音楽のプロデューサーは、ミッキーカーチスがやっていたらしいです。ミッキーカーチスというと、ミッキー亭カーチスですが、それはここでは関係ありませんね(笑)。
 このライブでは、最後にキャロルのステージ上のロゴが燃えるのですが、これはアンコールで爆竹を使いこれが燃え移り焼けてしまったらしいです。
 解散コンサートの演出というわけではなく、偶然の物であったらしいです。
 日本のポップミュージックの歴史としてみていると、おもしろいです。
 最後にテレビに出た時の映像も2曲収録されています。これも、なかなかおもしろいです。「ファンキーモンキーベイビー」と、「にくいあの娘」です。テレビ神奈川の番組らしいです。
ライブの曲目を下に書いておきます。

1.二人だけ(BGM)
2.ルイジアンナ
3.ファンキー・モンキー・ベイビー
4.ズッコケ娘
5.憎いあの娘
6.グッド・オールド・ロックンロール
7.ヘイ・ママ・ロックン・ロール
8.愛の叫び
9.メンフィス・テネシー
10.ヘイ・タクシー
11.ハニー・エンジェル
12.スロー・ダウン
13.涙のテディー・ボーイ
14.やりきれない気持
15.エニタイム・ウーマン
16.ファンキー・モンキー・ベイビー
17.エデンの東


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