アニメ「BECK(ベック)」

 以前、へべれけ掲示板でも紹介しました「BECK」です。2004年秋から2005年春までテレビ東京系で深夜に放送されていました。
原作は「ハロルド作石」で、講談社コミックで本が出ています。
 主人公は「コユキ」こと田中幸雄。中学2年のコユキはある日犬を助けることで飼い主南竜介と出会います。犬の名前は「BECK」。
竜介は帰国子女で天才ギターリスト。アメリカでは今やトップバンド「ダイイング・ブリード」のギターリストとバンドを組んでいたこともある。竜介の妹、真帆(まほ)は魅力的で奔放な少女でコユキはだんだんひかれていきます。
 アイドルしか知らなかったコユキは、竜介から「ダイイング・ブリード」を聞かされロックが好きになっていきます。竜介から古いギターをもらったコユキはぎこちなく練習を始めていきます。水泳の師匠である斎藤さんがブリティッシュロックファンであることを知り、ギターを教えてもらうことになります。
竜介は所属していたバンドを喧嘩をして脱退、千葉・平(たいら)と共に「BECK」を結成します。転校生の友達「サク」こと桜井裕志と一緒にコユキはリハーサルを見に行くとドラマーが脱退していました。どうしようかと思案しているとサクがドラムをたたき始めます。これは使えそうだと言うことでサクとコユキがバンドに参加することになります。
 高校生になったコユキはギターが少しずつうまくなっていき、何よりもボーカルでの才能があることがわかってきます。
 「BECK」はライブでも話題になりCDを自主制作します。このCDが竜介が実力者と喧嘩していて国内インディーの販売ルートにのせることができず、アメリカでバンド名を変えて発売されます。
 そして、野外フェス「グレートフルサウンド」サードステージに参加することになります。ところが、ライブ直前メインボーカルの千葉君と竜介が喧嘩をし二人とも控え室を出ていってしまいます。残りのメンバーは探しにでますが、出演時間になっても二人とももどってこず「このままではステージができない」と途方に暮れます。
 コユキはそばにあったアコースティックギターを持ち一人でステージに上がります。会場は雨が降り始めその中でビートルズナンバー「アイブ・ガッタ・フィーリング」を歌います。観客はコユキのボーカルに引き込まれていきます。そしてサクがドラムをたたき始めます。ステージは盛り上がり始めベースの平も加わります。そして、竜介・千葉を待ちます。
 竜介が、幻のギター「ルシール」を持ちステージに上がり、ガツーンとぶちかまします。千葉がステージにたどり着き、「アイブ・ガッタ・フィーリング」を終わります。そして、BDCKのライブが始まります。観客はさらに盛り上がります。客足はサードステージへと向かい始めます。セカンドステージは雨で中断されメインステージもセキュリティー関係の中断で盛り上がらず、サードステージだけが盛り上がっています。そして、セカンドステージにはサードステージの模様が映し出されメインとセカンドステージは客が減り始めメインステージも機材が使えなくなり中断されます。最後にコユキの作曲したナンバー「スリップ・アウト」で最高潮になります。
ステージをおりると、アンコールの要求が…。でも、コユキは燃え尽き動くこともままならず、竜介は休ませてやれと出ていってしまいます。そしてBECKはこのまま解散してしまいます。
 この、グレートフル・サウンドのあたりが一番ワクワクし、おもしろいところです。その後、行方不明の竜介をのぞき再結成しアメリカへライブハウスツアーをしアメリカで竜介に出逢いオリジナルBECKになるのですが、これは最後の2話でフォローしている感じでグレートフル・サウンドでほぼ終わりです。
 このほか、学校生活や、初恋・いじめ・ギターを買うためのバイトと、コユキの成長がうまく出ているのでバンドのこと以外でもおもしろくできている作品です。竜介のアメリカでの生活・犬のBECKとギター「ルシール」の秘密などの背景もおもしろいです。ただ、英語が時々出てきて、字幕がわからないと少しつらいかな。
 ぜひ一度見ていただきたいです。そして、コミックもおもしろいらしいです。そういえば、「BSマンガ夜話」でも紹介されていました。私も、これを見ていたから番組表を見ていた時に「BECK」という番組を見つけた時に「もしかして」とぴんと来ることができました。「BSマンガ夜話」も、新しい放送がないという噂もあり、残念です。

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