「落語はロックだ?」
今回は、落語について書いていきます。
私は、落語が子供の頃から大好きです。おそらく、親が演芸番組をよく見ていたからだと思います。でも、弟たちは、そうでもないようです(笑)。
私は、10歳から13歳まで足寄町に住んでいたのですが、小学6年の時に公民館の図書室で、古典落語全集というような本を借りた記憶があります。
そのころ、どのくらい理解できていたかは、疑問ですが…。でも、これが興味を持っていたことを示す具体的なことかなと思います。もちろん、テレビなどでは見ていたのですが、こういう本が出ていることに触覚が動いてしまいました。
その後、ラジオなども聞くようになり、音楽番組、深夜放送とともに、演芸番組も聞いていました。
でも、寄席に行ったのはたったの1回だけです(汗)。20歳の時に東京新宿の末広亭へいきました。そんなに広くはなく、意外と近いところで落語家さんや、芸人さんを見ることが出来たのが印象的です。
22歳の時に治療のため半年ほど入院したことがあったのですが、その時、親が退屈だろうから何かテープを買ってきてやろうなどと言ってくれました。おそらくは、音楽テープを言うのではないかと想像していたと思うのですが、それに反して私が望んだのは「古今亭志ん生(ここんていしんしょう)」でした。少しあきれられました(笑)。
この時に、おそらく初めてきちんと古今亭志ん生の落語を聞いたのだと思いますが、非常に衝撃的でした。録音自体は、それほどいい状態の物ではなかったのですが、それ以上にテープから出てくるスピード感とエネルギーに圧倒されました。
志ん生は、名人だという知識はあったのですが、これが名人なのかと言うことを思い知らされました。
この時のテープに入っていたのは、「そこつ 長屋」「三軒長屋」の長屋物を中心にいくつか入っていました。それから、私は志ん生のテープやCDを集めるようになりました。
私のハンドルネームである「へべのれけ」というのも、実は志ん生の落語で枕の時に、酔っぱらいを語る時
「飲んでいるうちに、だんだんへべの れけになってしまう」
とよく言っていまして、そこからいただきました。
今回タイトルにした「落語はロックだ?」は、この志ん生を聞いての物ですが、先ほども書きましたがスピード・エネルギー・破壊力はそう感じました。志ん生は、人情話もいいのですが、これなんかはバラードやブルースでしょうか。
現在現役の人では、好き嫌いの差は激しいですが、立川談志が好きですね。
これにもきっかけだありまして、以前はえらそうにぼやいている変なおっさんというイメージしかなかったのですが、20年ほど前でしたでしょうか、テレビデおもしろい物がないかとチャンネルをいろいろ変えていました。この時なぜか教育テレビをかけた時に落語をやっていました。それが立川談志でした。しかも、客のいないスタジオでやっているのです。
演目は何をしていたかは思い出せませんが、たたみかけるように話しているのにどんどん引き込まれていきました。それから、これはすごいと思い談志が何かに出る時はチェックするようになりました。あの番組はどういう物だったのでしょうね?確か、話の終わった後に学者のような人が二人その話についてか、落語についてかを語っていたと思いました。
落語は客の雰囲気があり話がよりおもしろいと思っていた私には、一人だけで話に引き込むあの衝撃は忘れられません。
落語本題を語る時は、とにかくうまいですので、先入観をある人もぜひ一度じっくり聞いてもらいたい物だと思います。
他にもいろいろありますが、また折を見て少しずつ書いていこうと思います。
ではこの辺で。
へべれけなるままに
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